一般社団法人 富士山チャレンジプラットフォーム

観光庁補助事業「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業 那須岳火山における「豊かな自然の恵み」再発掘事業に 富士山チャレンジプラットフォーム(FCP)が中間支援組織として参加

観光庁補助事業「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業 那須岳火山における「豊かな自然の恵み」再発掘事業に 富士山チャレンジプラットフォーム(FCP)が中間支援組織として参加

一般社団法人富士山チャレンジプラットフォームは、観光庁補助事業「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業(令和2年度第3次補正事業)」に採択された「那須岳火山における『豊かな自然の恵み』再発掘事業」を推進する、関東自動車株式会社(本社:栃木県宇都宮市、那須ロープウェイ営業所:栃木県那須郡那須町)をはじめとする、那須エリアの自治体や多様な事業者との協働・連携の体制で形成する「那須岳コンソーシアム」に中間支援組織として参画し、富士山で培った登山者把握のノウハウを生かして那須岳エリアでの登山観光×防災の磨き上げの支援を行っています。

この事業は、新型コロナウイルス感染症で損なわれた観光需要の回復や、感染拡大防止策を含めた安心・安全な新しい旅のスタイルの普及・定着、また、地域の自治体や多様な事業者と協働・連携し、地域が一体となった観光資源の磨き上げによる魅力向上を目的としており、那須岳コンソーシアムとともに、自然と調和した持続的な地域づくりのため、多角的な視点で集合知による最適解を求めた観光資源の磨き上げとなるよう取り組んでいます。

那須岳火山における「豊かな自然の恵み」再発掘事業 概要

実施

那須岳コンソーシアム

主な事業

1.自然体験型研修実証
①学校登山モニターガイドツアー実証 詳細はこちら
②ガイド人材育成研修 詳細はこちら
③観光事業者向け研修
④体験学習用素材作成

2.来訪者平準化・観光防災に向けたデータ利活用実証
①登山観光モニター実証実験 詳細はこちら
②登山情報ツール作成 詳細はこちら
③交通アクセス情報ツール作成 詳細はこちら

3.新たな連携に向けての事業
①観光事業者向けセミナー開催
②一般向けシンポジウム開催

参画団体(順不同)

那須岳コンソーシアム
関東自動車株式会社/栃木県/那須町/一般社団法人那須町観光協会/那須町商工会/NPO法人那須高原自然学校/那須エリア・ネイチャーツーリズム協議会/
那須高原ビジターセンター/環境省日光国立公園那須管理官事務所/国立研究開発法人防災科学技術研究所/国立大学法人東京大学/
一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム

令和3年度観光庁公募事業:那須岳火山における「豊かな自然の恵み」再発掘事業【栃木県那須町】  

那須岳チャレンジ2020での取組を継続し、那須岳観光における防災力の向上に資する活動に発展させるために、観光庁公募事業へ提案し採択されたものです。

新たな視点で再発掘
学び


自然体験型
修学旅行モデル
構築と受け皿整備

防災


実態データに基づく観光×防災のソフト
ハード整備

協働


観光×防災×学びを
軸にした分野を超えた
協働体制

学びの場を通した新たなコンセプト観光地の定着
自然を生かした若年層世代の就労環境整備と関係性人口拡大
自然と調和した持続的な地域づくり
事業の概要

那須岳火山エリアの豊かな自然に恵まれた環境を「宝」と再認識し、観光・環境保全・防災の調和のとれた、安心安全で魅力的な観光地づくりを目指す取組である。自然体験型修学旅行/研修をキーコンテンツと位置づけ、個別の活動で得られたノウハウの共有化や、不足していた火山災害に対する防災対策など様々なデータ利活用をベースとした分野横断的協働による先進的観光モデルを確立し、ポストコロナ時代の変化に合わせた新しい観光地を目指す。

実施体制
実施主体関東自動車㈱
連携団体
役割分担
那須町地域連携調整
行政手続き
一社)那須町観光協会地域観光
商工関係者調整
那須町商工会
NPO法人那須高原自然学校ガイド団体調整
ガイド研修支援
修学旅行モニターガイド
那須高原ビジターセンター
那須エリア・ネイチャーツーリズム協議会
環境省那須管理官事務所国立公園の利用支援
一社)富士山チャレンジプラットホーム
事業企画支援
国研)防災科学技術研究所防災分野支援
東京大学環境保全分野支援
地域の現状・課題および事業実施効果

【現状の課題】
・自然体験型コンテンツ・サービス体制の不足
・観光客・登山者の防災対策整備の遅れ(特に火山特有の災害に対する防災)
・ハイシーズンの来訪者集中による渋滞問題
・登山観光客による経済効果の低迷

【期待される効果】
・自然体験型修学旅行の新たなスタイルの受け皿体制整備と観光需要の平準化
・観光×防災×学びのコンセプトによる安全安心な観光サービス提供や様々な研修実施による那須岳観光の質向上
・自然環境を活かした若年層の就労環境整備による定着人口増加

次年度以降の取組

❶先進的な自然体験型修学旅行等の受入観光地としての展開
❷来訪者の火山防災の強化による観光防災先進地域としての展開
❸ネイチャーツーリズムを核とした新たな滞在型観光およびインバウンド客の誘客体制整備

観光庁公募事業での実施事項との関連性

❶自然体験研修/修学旅行の受け入れ

▶︎自然体験型観光のしくみづくり
◎県内/首都圏の学校等への提案
◎那須岳自然をテーマにした教育プログラムによる現地研修の実証
◎各専門家によるガイド育成支援と実践

❸新たな観光に向けての連携・関係性づくり

▶︎データ利活用による地域・異分野コラボによる実証
▶︎リピート観光客の増加・巻き込み
◎自然環境保全と利活用、地域振興の調和による新たな観光地づくりに向けたセミナー、シンポジュウムの開催

❷持続可能な観光地整備(観光×防災)

▶︎防災対策が整った安全安心な観光地づくり、データ利活用した持続可能な観光整備
◎ハイシーズンにおける那須岳エリアの登山混雑・交通渋滞解消の実証
◎登山観光客の避難誘導にかかる実践的研修およびワークショップ開催

Return Top