富士山チャレンジ2019 実証実験の目的
安全安心で快適に楽しめる富士山の登山環境を目指して、登山者のリアルタイムデータによる安全対策システムの実証を行うことを目的としています。
3つの分野を包括した官学産民プラットフォーム「富士山レジリエンス」による持続可能な富士登山の仕組みづくり
■登山に関するデータ
・登山道地形データ
・その他既存データ
登山にかかる安全対策の価値を感じられるIoTなどの先端技術による
新たなサービスの提供「事前防災サービス」
※富士山チャレンジ実証実験は2015年から開始、今年で5年目
ビーコンによる登山者動態把握実験
①ビーコンを活用した登山者の位置把握と「見える化」
②登山者への登山情報のピンポイント提供
■実施日時
・第1回:令和元年8月17日(土)~8月18日(日)4:00~20:00
・第2回:令和元年8月24日(土)~8月25日(日)4:00~20:00
※8/18と8/25は、日帰り登山者のみ対象とします。
■実証エリア
富士山5合目~山頂:富士山登山道4ルート(富士宮口、御殿場口、須走口、吉田口の各登山道)
■実証対象予定者
富士山5合目以上での登山者
第1回、2回共に 6,000人/日の登山者にビーコンを配布予定
実証試験の内容(登山者動態把握のしくみ)
①山小屋等に「レシーバー」を設置。
②登山者に「ビーコン」を配布。
③登山者が山小屋等へ「接近」。レシーバーがビーコンの信号をキャッチ。
④携帯キャリア回線を介してクラウドシステムへ送信。
⑤リアルタイムにデータ集計分析「登山者の現在位置」を可視化。
スマートフォン、ビーコン端末、ケータイキャリア回線という既存システムを活用し、安価に登山者動態データを取得する仕組み。
レシーバー設置箇所
◆富士山4登山道の5合目~山頂の間の主要箇所50箇所にビーコンを検知するレシーバーを設置します。
レシーバー機器(スマホ+モバイルバッテリー)
左:屋内設置 右:屋外設置
ビーコン配布・回収場所
マウントフジトレイルステーション前スペース
保全金徴収ブース横
須走多目的広場シャトルバス乗降場前スペース
五合目管理センター前スペース
北麓駐車場シャトルバス乗降場
登山者向けの情報提供について
■登山者が登山中に必要となる情報提供システムの実証を行います。
ビーコンのQRコードを読み取りで専用WEBサイトへ
(30分更新)
(ポイント通過時間の表示)
(地図上に自分の位置の表示)
実施体制
【主催】
一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム
(社団法人参加企業)
日本工営株式会社、KDDI株式会社、イノテック株式会社、中日本航空株式会社、
センティマーニ株式会社、京セラ株式会社、株式会社KDDI総合研究所、株式会社トラスト21
株式会社リプロ、中越パルプ工業株式会社、富士急行株式会社、三栄ハイテックス株式会社
【共同実施者】
山梨県富士山科学研究所
【実証協力・アドバイス】
国立研究開発法人防災科学技術研究所、東京大学、静岡大学、山梨大学
【後援】
総務省、山梨県、静岡県、富士吉田市、鳴沢村、富士宮市、御殿場市、小山町
【実証責任者・連絡先】
一般社団法人富士山チャレンジプラットフォーム 代表理事 田中 義朗
法人住所:東京都港区芝浦1-8-3-902
携帯電話:090-8806-2964
メール:office@fujisanchallenge.or.jp
ビーコンを返却し忘れの場合の対応について
万が一、ビーコンを返却し忘れた場合は、お手数ですが下記の住所まで郵送お願い致します。(普通郵便で大丈夫です)
【返却先】
〒222-8580 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目17−6
イノテック株式会社 コネクテッドビジネス開発部 営業技術グループ
担当:畠中雅弘
電話:080-1270-5873